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ノルウェー語が辛かった時期

・・・いっぱいあります!特にノルウェー留学時代はあまりのハードな講義についていくのに必死でした~。いろいろなところで当時の思い出は書き散らかしていますが。
そんなに頑張って留学したのに、帰国後の生活は違った意味でハードでしたね。

ノルウェー語の仕事だけでは暮らしていけなかったので、会社勤めをしていた時期が数年ありました。幸い「副業OK」の会社だったので、フルタイムで会社員をしながら空いている時間、ノルウェー語の仕事をしていました。ノルウェー語レッスン、通訳、翻訳、講演講師などなど。会社のお給料だけでも暮らせましたが、どうしてもノルウェー語の仕事を諦められなかったのが兼業をしていた理由です。執念?

日々の暮らしは、ノルウェーに関わる仕事をしているのに「ヒュッゲ」とは程遠かったです・・・。
短い通勤時間で仕事用のノルウェー語テキストを読み、帰宅後もPC前に座って仕事。週末は会社出勤がかなりあったのですが、ノルウェー語レッスンへも行っていました。
当時はノルウェー語レッスンの準備にそれほど時間が割けず、ほぼ毎回「こんなレッスンじゃだめだ」と後悔のため息(生徒さんたちに失礼な話です)。講演の準備も今以上にヒーヒー言ってましたね。ノルウェー夢ネットのサイトへ幾つか仕事の依頼も来ました。ありがたいことなのに、スケジュールを考えて泣く泣くお断りすることの方が多かったです。翻訳の仕事で締切に間に合わず、迷惑をかけてしまったことが一度あり、それからはさらに慎重に慎重になりました(今でも急ぎの仕事は苦手です・・・)。

きちんと2足のわらじで頑張っている人はたくさんいらっしゃいますが、私はダメでした。どんどん「ノルウェー語能力が下がっていく」と自覚し、かつノルウェーやノルウェー語の仕事が楽しめなくなってしまったのです。会社の仕事を続けるか?それともノルウェー語の仕事をもっときちんとやるか・・・悩みましたね~。ノルウェーが縁で就職した会社ですが、それほどノルウェー語を使う機会はなかったんですよね。日々悩みながら、在勤3年目に「ノルウェー語の仕事をやりたいです」と言って辞めました。30代半ばの使えない私を正規雇用してくれたありがたい会社です。

先のことは何も決めていませんでした。まずはノルウェーへ長めに旅行してから考えようと。その夏休みの様子は以前のブログで書きました。ノルウェーから帰国後、すぐにノルウェー語の仕事に専心できたのでしょうか?そこからまた紆余曲折ありましたね~。

下がったと思ったノルウェー語のレベルですが、触れる機会が増えれば持ち直せる、ということが分かりました。そう、やり直せるのです!
何らかの事情でノルウェー語レッスンを辞められ「またいつか戻ってきます」とおっしゃる生徒さんがいます。正直、戻って来る人はそれほど多くはありません。でもちょっとのやる気でやり直しは可能ですよ。自分の経験から断言できまーす。

留学時代の修行

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