ノルウェー語の勉強をスタートしたのは、1994年。もう23年前ですね～。日々、ノルウェー語レッスンを通じて生徒さんたちと接していますが、時に昔の自分を思い出すことがあります。
みなさん、ノルウェー語を勉強するスタイルもさまざま。感心することがしばしばです！テキストにメモやふせんをわかりやすく貼っている人、自分用にわかりやすいノートを作っている人、単語帳を作っている人、忘れないようにとレッスンを録音する人、家の家具などにノルウェー語のシールを貼る人など。消えるボールペンなど文房具に工夫されている人もいて、のんきセンセイは「すごーい」と心の中で拍手しています。そうかと思えば、玄関までテキストを握りしめてやって来る人もいて「直前まで読んでいたのね～」と涙、涙。

力作のメモ！

テキストに沿った資料などをお見せすると、スマホで写真を撮る姿に「昔は無理だったよね」としみじみ。他にも、ノルウェーの画像をスマホで簡単にお見せしたり、家や仕事探しに関するスキットでノルウェーの該当するサイトをお見せして「こんな感じなんですよ」とスマホ片手に解説できるのも、文明の利器に感謝です！
それ以外にも、ノルウェーの社会背景などが分からないと理解できない箇所が多々あり、自分が撮った写真や資料を使ってイメージを作ってもらっています。例えばクリスマスによく食べる”rømmegrøt”（サワークリームポリッジ）がテキストに載っていますが、ずいぶん前に買ったインスタント袋が役立っています！（ヨレヨレになっていますが・・・）

Rømmegrøtのインスタントです

質問をした時に、考える姿も人それぞれ。「あ、答えを言わないで下さい！」と私を静止させてから一生懸命、考える人。他の生徒さんとアイコンタクトをしながら、連携プレーで答えを探し出す人。一番多いのは、目が宙をさまよう・遠くを見つめるスタイル・・・皆さんの脳の中では、どんな動きがあるのかな～と思いを馳せます。私が生徒だった時期は「他の人への質問は分かるのに、自分への質問はパニックになる」がしばしばでした。
ですので、皆さんが格闘している姿は、「うん、そうだよね！」とエールを送りたくなる気分ですね～。

力作のノート

「ノルウェー語ができないと会社がクビになる」という悲壮な人がいないのが救いでしょうか。
仕事がとても忙しくて、たまにしか出席できない人も「ノルウェー語を辞めてしまうと、仕事しかなくなってしまうので・・・」とのんびり続けて下さっていて、いろいろな受講スタイルが選択できるのはウチのいいところかも？と自負しています。最初に語学学校でノルウェー語を教えて下さった森先生は「たかが外国語ですから、無理しないでください」とおっしゃってました。
そう、たかが外国語、外国人がノルウェー語を間違える方がフツーなんです。

今年で10年目を迎えることができたノルウェー夢ネットのノルウェー語レッスン。
生徒さんたちに教わることが多い日々ですが、私もさらにレッスンの質を上げて、でもノルウェー漫談もさりげなく紛れ込ませたいと思ってます。
来年の目標は・・・レッスン中には避難するとらちゃんが、みんなにお腹を開くことでしょうか？（妄想・・・）

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