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ノルウェー人は怒らない?~2018ノルウェー旅行記~

今年も9月にノルウェーへ渡航しました。9/7-21まで2週間の滞在は、オスロと北ノルウェーのアルタ(初フィンマルク県上陸!)でしたが、とても濃いーーー毎日でしたね。
ノルウェーと関わってからの年数はとても長いのに「今更こんなことに気づくなんて」と思うこともしばしばです。今回も在ノルウェーの日本人やノルウェー人の方とお会いしましたが、この言葉が印象的でした。

「ノルウェー人って、サービスが悪いとか電車が遅れたとか、そういう場面で怒ったりしないですよね。駅員に食って掛かっている人とかクレーマーとか見たことがないです」

確かに~~~。在ノルウェーの日本人の方が複数、指摘されていました。「そこで怒っても仕方がないし、諦めが早いですよね」とも。
一方、日本では・・・駅員への暴行やクレーマーなどもはや珍しくもない感があります。礼儀正しい日本人はどこに??
ノルウェー人からも「日本では、電車が2分とか遅れただけで駅員が謝罪しなくてはいけないってホント?」と聞かれました・・・なんだか海外に発信されたニュースがありましたね。
サービスを提供している人も自分と同じ「労働者」という括りで捕らえているのでしょうか?お金を払ったらば、どんな我儘も許されるという思考回路ではない気がしてきました。

段ボールの山で通れない通路@オスロのスーパー。クレーム無

もちろんノルウェー人だって怒る時は怒ります。若い子同士の喧嘩、酔っ払いの喧嘩レベルに始まり、3月8日のkvinnedag=「国際女性デー」や5月1日の「メーデー」を筆頭に年間を通して、様々なデモ行進を通じて抗議活動は日常になじんでいます。
記憶をたぐると、私自身、デモ行進に遭遇していたのでした。オスロ滞在中、民族衣装のbunad=ブーナッドを着た女性たちが歩いていました。集団で歩いているだけでしたが、質問してみると”Norges Kvinne og familiefoubundet“「ノルウェー女性・家族協会」の記念イヤーの「デモ行進」をしていたそうです。

平和な行進

demonstrasjonstog“「デモ行進」とはほど遠い平和的な雰囲気でした。その印象を『男女平等の本』作者のアウドさんに伝えると「ノルウェーのデモ行進は伝統的に静かに行うから」と教えてもらったのです。
日本人とノルウェー人、似ている点も多いですが、違う点に改めて気づき、興味深いです。

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