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ノルウェー語レッスン2018年を振り返る

Tiden flyr! = 時間が経つのが早い!と感じる季節ですー。「あっという間に過ぎた」とまでは思いませんが、それにしても1年は早いですね。
昨年もブログで1年間を振り返りましたが(こちらから)、2018年に何があったか?を振り返ってみましょう。

ノルウェー夢ネット主催のノルウェー語レッスンは、11年目となりました。去年は10年目で記念パーティーを開催しましたが、11年目はどうしても中途半端感が否めません。
結果から言えば「大幅に受講者が増えたわけでも、減ったわけでもない」でしょうか。お陰様で、各期ごとに新規レッスンが成立できました!Tusen takk!

1月から3か月間、スウェーデン語を習いに行きました。生徒の立場になって「どんなレッスンがわかりやすいか?興味が持てるか?望ましい教室運営は?」を考え直すいいきっかけとなったのです。
まずFacebookで、毎週、各レッスンの進捗状況を書き始めました。書くのに時間がかかる割には読まれていないのでは???と思ってました。しかーし、受講者アンケートで「Facebookで進捗状況を読めるので、欠席した時に助かりました」と書いてもらったり、辞めた生徒さんがFacebookを読み続けてくれて「またやる気になりました」と復帰して下さったりと嬉しいことがありました! 自分の心境も綴っているので、旧サイトの掲示板を書いている気分を思い出しますね。
レッスン中の写真を撮るのが上手な生徒さんが「専属カメラマン」(ただしノーギャラ、しかも受講料払ってくださる)として大活躍!いつもお世話になっております。

専属カメラマン撮影

レッスンの変化について。ベースはテキストですが、それ以外のプラスアルファを模索してきました。
リスニング、様々なお題のライティング練習、またノルウェーで実施されているノルウェー語テストを実際に幾つかやってみました。
テキストを読むだけだと見過ごしていた単語やイディオムを意識したり、さらに文法を思い出すきっかけとなることがわかります。
私は留学中に提出した作文やエッセイで「文法的には間違っていないけれども、不自然なノルウェー語」としばしば先生に直されていました。こうした「不自然なノルウェー語」に気づくようになるには、相当量のテキストを読む必要があるのですが、先生に直してもらえば「あ、そうなんですね!」と目からウロコでした。
なので今では私が「こう書いた方が自然です」「この単語の方が一般的です」「最近はこういう単語もあるみたいです」などとコメントしています。

セレクトレッスンでは、生徒さんと元生徒さんに出講してもらいました。
3月には田辺陽子さんをゲスト講師に「ノルウェーの大学留学&研究体験談」というテーマで語ってもらいました。ブログでも書きましたが、田辺さんの研究テーマが「サーミ語教育」ということもあり、サーミ人やサーミ文化に興味がある方にも満足していただけた内容でしたね。田辺さんの旺盛な知的好奇心と行動力に感動しました~。田辺さんは現在、ロンドン大学に戻っていますが、来期から復帰してくださるので、ぜひまたお話していただきたいなぁと企んでいます。

サーミ語の絵本

8月には川浦亜友美さんをゲスト講師に「ノルウェーでのファームステイとボランティア体験」をお話してくれました。今まで飛行機すら乗ったことがない川浦さんがノルウェーに1年間、ワーホリ??大丈夫?と不安だったのですが、川浦さんは川浦さん。ノルウェーでの豊かな体験をきれいな写真とともに訥々と語ってくれました。こちらのブログで少し触れています。
田辺さんにしても川浦さんにしても、レッスンを受講してくださったことをきっかけに「語る側」になっていただき、ありがたいことよのうと感謝でいっぱいです♪
8月からノルウェー留学に行かれた元生徒さんが2人います。2人ともとても熱心に受講して下さり、希望するところで留学生活を送っています。9月のノルウェー旅行中、留学中の元生徒さんに会うことができました(こちらからどうぞ)。一時帰国や留学を終えた暁には、ぜひセレクトレッスンで体験談をお話してもらいたいですね。

ノルウェー語講座

スカイプレッスンの数が、今年は増えましたー。
ノルウェー語レッスンはどうしても東京に集中しています(というほどない?)。東北、東海、関西、そしてノルウェーから受講してくれました。
今更?と呆れられるのを覚悟で書きますが「スカイプレッスンのコツがつかめてきた」を実感しています。やっぱり経験って大事ですね。
対面式のレッスンと比べて、できないことはあります。それでも「自分一人ではなかなか勉強できなかったので助かりました」というお声を聞くと、スカイプレッスンを追加して良かったなぁと思いました!

さて、受講者を対象にした「ノルウェー人との特別レッスン」を2回実施しました。
4月にはEliseさんをゲスト講師に「挨拶、自己紹介」を開講しましたー(こちらからどうぞ)。
5月にはMariaさんをゲスト講師に「ノルウェー語を使ってワッフルを焼く」を開講しました(こちらからどうぞ)。
実際にノルウェー人を目にすると、緊張してしまう生徒さんが多いのですが、「慣れ」や「経験」が大事ですよね。
私はEliseさんとMariaさんの「ほめ上手」に感心しました。「日本に住んでいる日本人がノルウェー語を習うなんてすごい!」という事実。当たり前すぎて忘れそうになりますが、そうだった!
二人の「Flott!Fint!」(素晴らしい!いいですね!)と励ます姿を見ていると「きっとノルウェーは誉めて育てる教育なのね」と再認識しましたー。

「他のクラスはどんな方がいるんですか?」と生徒さんから聞かれることがあります。
昨年の10周年パーティでも、「知り合えてうれしい!」という声が多かったです。日本では残念ながら少ない「ノルウェー愛好者」。「同志」に出会いたいのは自然の心情ですよね。
ノルウェーのナショナルデーである5/17。青山のライブハウスでノルウェーのバンドの貸し切りライブがありました。ご招待されたので、皆さんにご案内し、何人かの生徒さんたちと参加しました(こちらからどうぞ)。素晴らしいライブパフォーマンスで、参加された方も喜んでくださり、良いナショナルデーになりました♪
9月にはノルウェー人アーティスト、テリエ・イースングセットさんのライブにご招待いただき、やはり生徒さん有志と足を運びました。台風が迫りくる中のライブでしたが、行って良かった!素晴らしかったです!

去年は10周年でパーティをしましたが、今年はどうしたものか?と分からず、生徒さんたちに聞いてみると「またやってほしい」というリクエストが寄せられ、8月にミュージックギャラリーアリエッタにてワッフルパーティを開催しました!昨年に続きねんねんさん、田邉さん、竹口さんにご協力をいただき、またセレクトレッスンでお世話になっているErlend、Anette、Janetteたちも参加してくれました。
美味しいワッフルやお料理を食べたり、おしゃべりや手相占いなど、とてもカジュアルなパーティになりましたね。皆さま、Hjertelig takk!ですー。こちらのブログからご覧になれます。
グループレッスン内やこうした機会を通じて「ノルウェー仲間」を作って下さると嬉しいですー。

白熱ノルウェー語タイム

日々のレッスンに話を戻すと「私、語り部だったかも」と思いますねー。
ノルウェーや北欧関連のイベント諸々のチラシをお渡ししたり、本や雑誌、自分が足を運んだイベントの紹介、ノルウェーをテーマにしたテレビが放送されますよ!と注意喚起もしています。「じゅん散歩 in Oslo」を見逃した生徒さんたちと録画を一緒に見たこともありましたね。献本いただいたり、自分で買った本や雑誌をお見せすると「買いたい!」という方が多く、「アナログの力」(限りなくミクロですが)を感じました。
ノルウェー帰国後は、現地で買った絵本をいろいろとお見せして、読むことにチャレンジしましたね。
逆に私の方が生徒さんから情報を教えてもらうことも多々ありました。ノルウェー旅行や滞在の体験談は、とりわけ興味深いです。はい、国内有数の「ノルウェー・ホットスポット」だと断言できます!

・・・この辺りで終わりにしようと考えていましたが「とらちゃんの変化」についても触れたいと思います。
去年の6月からおじさん猫を飼い始めました。ノラ歴が長く、未だに人慣れしていません・・・しかーし!「とらちゃん、すっかり表情が穏やかになりました」とか、「可愛いです」と嬉しいコメントをいただくように。あまつさえ写真まで撮ってくれるなんて・・・おっさん猫なのに・・・ようやく限られた場所のみ触れるようになり、テーブル下で床暖を満喫しながらレッスン中でも眠る姿は「おなじみ」になってきました。さてとらちゃんは来年、もっと人慣れするでしょうか?
(猫アレルギーの方には特別な配慮をしていますので、お申込みの際にお申し出ください)

生徒さん撮影によるとらちゃん

2018年、ノルウェー語レッスンを受講してくださった皆さま、Tusen hjertelig takk! 心から感謝を申し上げます!
来年どうなるかは、vi får se…「さてどうなるでしょう?」ですが、とりあえず頑張りまーす!(事務局のYokoさん、やめないでくださいねー)

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2019年冬期レッスン情報はこちらをご参照ください。皆さまのお申込みをお待ちしています!
http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm

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