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ノルウェー語ミニZINEができました!

「ノルウェー語ってあるんですか?」と聞かれた回数は数知れません。
他にも、ノルウェーの話をしていたそばから「それでスウェーデンでは・・・」とか「フィランドですか」と他の北欧の国に間違えられた回数、もっと数知れません!
「ノルウェーって本当に知られていないですよね」と生徒さんたちと同じ愚痴をこぼした回数、エンドレスです!!!
あまりにも経験を重ねていた結果、こうした「悩み」はあまり気にならなくなりました。

さて。2018年2月。ひるねこBOOKSさんで開催された”ZINEの作り方ワークショップ”(講師は南陀楼綾繁さん!)に参加して、南陀楼さんにたくさんのユニークなZINEを見せてもらった時に「なんでもアリなんだなぁ」と感動したのです。世にあるZINEを見せてもらってから、自分たちがZINEを作る作業に移ります。A4のコピー用紙を渡され、8つに折るように指示がありました。そこに「書きたいことを書いて下さい」と言われて、ほぼ迷わずに「ノルウェーやノルウェー語をPRする内容にしよう」と決断しました。「ノルウェーやノルウェー語を知ってもらうのはもう無理」と諦めていたくせに、不思議です。

南陀楼綾繁さん

猛烈な勢いで文字と下手なイラストを書き込んでいきました。その時は「ネコのとらちゃんの写真を使おう」と考えたのですが、南陀楼さんから「イラストの方がいいよ」とコメントがありました。
2時間弱のワークショップでしたが、「ZINEってこんな自由に書いていいのだー」と大満足。すぐにでも取り掛かるつもりで、サイト管理人さんにメールしたら、「一体どこに置いたり配るんですか?」と否定的な反応が返ってきてしまい「うーむ」と悩みました。

最初に書いた下案

そして、日々の雑務に追われ月日だけが流れていきます。
ワークショップで書いたZINE制作の夢は頭の片隅にあり、時折、考えていました。イラストの方が良いという南陀楼さんのアドバイスを思い出し、当時、ノルウェー語レッスンを受講していた平澤朋子さんに描いてもらえないかしら?と図々しいことを思いつきます。『巨人の花よめ』の素晴らしいイラストを見て「実はノルウェーやノルウェー語をPRするZINEを作りたいと考えているんです。イラストを描いていただけませんか?」と打ち明けたところ「やりましょう!」と前向きなお返事をもらえたのです!
そこから紆余曲折ありましたが、昨年末、初めての打ち合わせをしましたー。全くのノープランでは申し訳ないので、下案を持参しました。A4を折って8面にして、そこに鉛筆で書きこんだのです。
スウェーデン洋菓子&絵本のお店”リッラ・カッテン”さんのハンディサイズの商品カタログがいいなぁと思っていたので、平澤さんに下案を見せつつ、そのお話もしました。

リッラ・カッテンの洋菓子カタログ

平澤さんはいつもニコニコしている感じの良い方ですが、私の下案を見た時は文字通りの「苦笑」をされて、「やっぱり語学の先生っていう感じの下案ですね」と感想を漏らします。私が「ノルウェー語のここが面白い!」と思って書いた部分は、ノルウェー語について知らない方にはマニアックすぎたようです・・・。
しかーし、さすが平澤さんはプロです!こんな感じでどうでしょうか?とさらさらと対案を書き上げていきます。とらちゃんはすっかり可愛いネコとして描かれ、内容も初心者の人にもわかりやすく、ノルウェー語のフレーズが自然な形で挿入されていきました。私はアホのように感心しながら「こんなすごい人に、あの下案を見せた私ってすごい・・・」と別の感慨にふけりました。
印刷業者の情報も教えていただき、私からはノルウェーの本や資料、写真を大量に平澤さんに送りました。

2019年になりました。
平澤さんは下案にさらに手を加え、私もテキストを作っていきます。すでにとらちゃんの写真を送っていましたが「動きや全体がわかる写真が欲しい」とリクエストがありました。基本、床暖で転がっている写真ばかりなのですが、平澤さんに送ります。
平澤さんからの修正案が送られる度に「おおおおーーーー!」とテンションがあがっていきました。バージョンアップされた下案をレッスンで生徒さんたちに見てもらいます。「可愛いですね」ととても好評です!
何でもそうですが、より多くの人に見てもらった方がいいですよね。例えば表紙。「青木先生の名前を入れましょう」と平澤さんに提案されました。肩書をどうするか?私は「ノルウェー夢ネット 青木順子」でいいと思いましたが、生徒さんたちに「ノルウェー夢ネットだと誰もわかりませんよ」と冷静なツッコミが入ります。確かに~~~。「ノルウェー伝道師」では怪しいので「ノルウェー案内人」に落ち着きました。

焚き火も載ってます!

他にノルウェーの地図を描いたページがあります。生徒さんから「よくノルウェーの場所が分からないと言われます。北欧の位置関係が分かるほうが良いです」と懇願されました。平澤さんに相談したところ、「考えてみます」との答えをもらい、最終版では見事に解決してもらいました~。さらにさらに、ページの配置で悩みましたが、こちらも生徒さんたちやサイト管理人さんの意見を聞いて決定します。

入稿前の打ち合わせ。平澤さんから折った形の原稿を見せていただきます。
私は平澤さんが描く「山」が大好きなのですが、表紙にとらちゃんと山が描かれており、感動しましたー。「実はネコって、顔だけではなくて全身を描いた方が可愛さが出るのです」とのこと。実物のとらちゃんよりはるかに可愛いとらちゃんが、随所で活躍しています!
紙見本の中から、どれにしようかも相談します。いやぁ、紙ってたくさんあるんですねー。データがきれいに出るもの、折り素材に合うもの、手に取った時の感触、予算内におさまるもの・・・平澤さんと検討を重ねます。

幾日か経ち、ついに現物が納品されました!トータル1000部です。

納品されたノルウェー語ミニZINE

レッスン中、生徒さんたちにお渡しした際「可愛い!」「下案よりずいぶん良くなりましたね!」と高評価をいただきましたー。私が最初に作った下案を見せた時は「ティッシュと一緒に配ればいいかも」と生徒さんから提案されたことを考えれば、大進歩です!
「周りに配りたい人います?何部かお渡ししますよ」とお尋ねしました。すると「ノルウェー語を勉強しているといっても分かってもらえないので、何部かいただけますか?」というお言葉があり、ノルウェー案内人は泣ける思いがしました。他にも「興味持ってくれそうな人がいるので下さい」という方がいて「布教ツール」として活躍してくれそうでーす。

ミニZINEで大活躍のとらちゃん

現在は、ノルウェーや北欧関連で興味を持ってくださる方に発送したり、渡しにいっている最中です。
そもそものきっかけとなったZINEのワークショップを主催して下さったひるねこBOOKSさん、有益なアドバイスを下さったリッラ・カッテンさん、北欧ビンテージショップのFukuyaさんなど、快く受け取って下さり、サイトやSNSで紹介して下さって感謝感謝ですー。
先日、川越にできたノルウェーレストランLille Norgeへ遠征しましたー。日本グリーグ協会の田邉さんと夢ネットのイベントでお世話になっているねんねんさんと一緒だったのですが、お店のスタッフさんが夢ネットのTwitterを見て下さっていて、ノルウェー語ミニZINEを何部かお渡ししました。今後も、いろいろな場所や人にお渡ししたいと思っていますので、よろしくお願いします!

Lille Norgeに置いてもらいました!

正直、このミニZINEでノルウェーやノルウェー語に興味を持ってくださる方が劇的に増えるなどとは思っていません。今まで「ノルウェー」や「ノルウェー語」なんて考えたこともない人に、「こんな感じです」と会話のきっかけになってくれるといいですねー。
小さな小さなミニZINEが、ノルウェーの魅力を伝える一助になりますように♪

コメント

  • コメント (1)

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    • 箱崎 純子
    • 2019年 4月 01日

    青木さん、こんにちは。
    ZINE可愛いですね。私も現物を見てみたくなりました。

    今度の10連休の前半を使って、従妹の娘(大学生)とベルゲンに
    行ってみることにしました。
    ベルゲンに2泊3日、ヘルシンキに1泊2日。3泊5日の強行軍(笑)

    ノルウェー語は、CDもしばらくお休みしていたので、
    久しぶりにCDを再開してみようかなと思ってます。

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