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休みの時、何をしていますか?

芸能人や著名人に対して、ちょいちょい出てくる質問「休みの時、何をしていますか?」。
それを意味するノルウェー語は・・・

Hva gjør du i fritida?

になります。実際、ノルウェー語レッスンで使っているテキストにも必ず出てくるフレーズです。それに対する生徒さんたちの答えは・・・個人差はありますが、仕事で忙しい方はこんな答えも。

Jeg bare jobber. 「仕事だけしています」

たとえそれが事実であっても、ノルウェー人を相手にする場合、この答えは限りなくNGです。Stakkars!「かわいそう!」と憐れてしまうでしょう。

昔、たまたま買った本をレッスンで使っているのですが、このフレーズと関連性がある指摘がありました。本のタイトルは”Et langt kaldt land, nesten uten mennesker“『ほとんど人間がいない、遠くて寒い国』。なんて自虐的なタイトル!著者はノルウェーを代表する文化人類学者Thomas Hylland Eriksenです。この名前にピンときた人は北欧通!マイケル・ブース著『限りなく完璧に近い人々』に登場しているんですよ。ここからはエリクセンと表記しますね。

本書に「ノルウェー人の価値観」をテーマにした章があります。Selvstendighet「自立した」、Frihet「自由な」、Likestilling「平等な」といったキーワードに交じって、この単語が挙げられていました。

Allsidighet

「多面性」ととりあえず訳しますね。エリクセンは「たとえ教師や看護師という職であっても、家のリフォームや自動車修理、芝生を刈るなど実用的なことを自分でできることは、好ましいと思われてる。有名な哲学者や作家がインタビューで、自分は”趣味”を持っていることを強調することが多い。登山だったり釣りだったり、手入れをしているヨットだったり。無趣味であることは、”専門バカ”=一つのことしかできないとみなされるであろう。1つだけの作業に集中していると、実務的感覚や人生の豊かさまでを失ってしまう。」

この箇所をレッスンで読んだ時は「ワタシ、ノルウェー語バカじゃないの?」と焦りました。というのもノルウェー語の学習を始めた23年前から、確実に趣味が減っているのです・・・。一方、ノルウェー人の友達や知り合いは「余暇充実組」が多い。ま、そもそもfritida「余暇時間」がたくさんあるんですけどね~。

憧れの趣味!

いろいろなことができることが良しとされる価値観は、仕事だけではなく家事や育児もするノルウェー人につながるのかな~と想像。たった1つのフレーズから、思いをめぐらせるのも楽しいものです♪

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