すみません・・・悪い癖でまた旅行記を放置していました・・・ぜひご寛容の御心でご一読くださると嬉しいです！

2024年7月31日。長時間のフライトを経てヘロヘロになって到着したオスロ。翌朝、起きると気持ちのいい晴天！19度の爽やかな気候が、日本での猛暑にうんざりした体に心地よかったです。

青い！

早々にホテルを出て、すぐ横にあるOperaenオペラ座を眺め、Karl Johans Gateカール・ヨハン通りへ。オスロのメインストリートです。久しぶりにカール・ヨハンを歩くのはワクワクしました。ただシニア夫婦は身体に疲労が残っているので、ベンチに座りながらゆっくり歩いていきます。

ベンチ

そう、ベンチ！オスロってこんなにベンチがあったんだ～と改めて気づきました。日本の「排除ベンチ」にはうんざりするし、または東京を歩いていると、ベンチそのものが少なくなっていると感じます。ゆっくり休めるベンチは街歩きを豊かにしてくれますよね～。

レインボーのベンチ

Stortinget国会、Slottet「王宮」、Slottsparken「王宮公園」と歩いていきました。Parkveien「公園通り」のカフェでカルダモンボッレとお茶のランチ。お天気ですから当然、テラス席にお客さんが集中しています。

カルダモンボッレ

さて夫は疲れてしまいましたが、頑張ってUiOオスロ大学のキャンパスに向かいます。事前に教えてもらったアプリEnturを使って、地下鉄のチケットを購入、Blindern駅へ。キャンパスに近づくとパレスチナ連帯を呼び掛けるテントが目に入りました。2019年のサマースクールを受講した図書館へ入ります。入り口のデコレーションがいつも素敵で、koseligな図書館です。

図書館エントランス

それからキャンパス内のスーパーで買い物をしたのですが、出口のバーが開きません！出られない！と焦ると、店員さんがやってきて、先ほどもらったレシートをバーにかざしてようやく開きました～。DL先進国、おそるべし、と気を引き締めます。Trikkenトラムに乗って街中へ戻りましたが、疲れ切った夫はホテルで仮眠、テンションUPが続いている私はDeichman Bjørvikaへ。2020年、オスロ図書館がオペラ座近くへ引っ越して、これ見よがしに素敵な図書館をオープンさせました！ずーーーっと行きたーーーいと日本から羨望のまなざしを送っていたので、足を踏み入れた時は、さらにさらにテンションUP！

アートな図書館

吹き抜けの天井やインスタレーションに圧倒され、とりあえず児童書コーナーに立ち寄ります。小さい子どもから楽しめる空間づくりが印象的でした！他の階も見学し、隠れ家のような読書コーナーなど遊び心満載の図書館を満喫。図書館ショップでトートバッグや絵葉書を買い、日本の友達へハガキを書いている時が「得意の絶頂」でした・・・

絵本コーナー

ホテルへ戻って夫を起こし、夕食を食べに行きます。遠くまではムリというので、近場のオープンテラスのレストランに入ります。味は・・・・残念・・・お値段は・・・え、これ？？・・・という「ノルウェーらしさ」を噛みしめました。まだまだ外は明るく、「もっと歩こう！」とオペラ座周りの再開発エリアへ歩を進めました。やはり移転したMunch Museetがどーーーんと存在感をもってそびえています。その前には観覧車？？　うーむ、美術館の前に観覧車ってセンス・・・正直、よくわからないです～～～。

ムンク美術館＆観覧車

ただお天気が良かったので、オスロフィヨルド沿いの砂浜にはたくさんの人が日光浴を楽しんでいました。テンション爆上がりで、ひたすら歩いて来ましたが、そろそろ疲労を感じ始めます。「オペラ座の天井に登ってみよう！」と夫に声をかけました。ゆったりとした坂を上がりながら、とうとう「疲れてきた～」と自覚。明るい夏の夜、屋上からの眺めを満喫し、さて下り始めましょう、とその時！　まぶしい日の光が目を突き刺し、足元の段差に気付かず、結果、派手に転んでいました。「これは相当、痛い」となかなか立ち上がれなかったのですが、近くにいた好青年が”May I help you?“と助けてくれました。一方、夫は写真撮影に夢中で妻の惨劇に気付かず・・・

悲劇のオペラ座

Sånn er livet「人生そんなもん」。足首の痛みがハンパなく「これは骨折？」とネガティブなシミュレーション（これ得意）が始まります。夫に支えてもらいながら、ホテルへヨロヨロと戻りました。足首は紫色に腫れて、鎮痛剤を飲みます。あまりの痛さで早めに就寝。
５年ぶりのオスロ。テンション爆上がりすぎて、無理しちゃいました。明日には足の痛みが良くなっていますように～。