2月6日（土）の開講に向けて、絶賛、パワポ作りの真っ最中です！

「おいしいノルウェー語」と聞いて、どんなイメージがわきますか？
最初に「言葉とノルウェーの食文化」を絡めた講座をお願いしたい、という依頼をいただいたときに「うーむ」と悩みました。何日か悩んで、ひらめいたのがPotet＝じゃがいもでした！
スーパーに行けば、大量に売っているじゃがいも、そして食卓の上に欠かせないじゃがいもは、まさに「ノルウェー人のソウルフード」です。

1995年、ノルウェーの大学へ最初の留学した際、学生寮に住みました。共用キッチンで中年ノルウェー人学生から、こんなことを聞かれたのです。
「日本人はいつからじゃがいもを食べているの？」「？？」
えっとこの質問に答えられる人、います？？質問そのものに驚いて、いまだに覚えています。もちろんノルウェー人学生は、いつからノルウェー人がじゃがいもを食べるようになったかを知っていました。
じゃがいもに対する「熱い思い入れ」を感じた瞬間でしたね。

本講座では、ノルウェー人が普段どんなものを食べているか、またノルウェーの歴史を紹介しつつ、Potethistorie”じゃがいも史”をお話しします。
いつからノルウェー人はじゃがいもを食べるようになったか、そしてどうやって食卓に欠かせない一品になったのか。そこには、過去の食糧難、意外な人々の尽力があり、じゃがいもの栽培面積は広がった経緯がありました。そこから歴史の針を進めれば、Potetferie「じゃがいも休暇」なるものがあったり、王宮でじゃがいも栽培が行われた時期もありました。
うーむ、たかがじゃがいも、されどじゃがいもですね！

戦後のじゃがいも休暇

さらに！ノルウェー語のレシピサイトをご紹介しながら、じゃがいも料理のレシピ解読に挑戦してみましょう。
コロナの影響で「おうち時間」が増え、食に費やす時間も増えた方がいらっしゃると思います。思い切って、ノルウェーのレシピからお料理作りを目指しましょう♪

付け合わせにはじゃがいも！

講座では、たくさんの写真や動画もお見せしますので、ノルウェーに行かれない今、ぷちとりっぷ気分を味わえるかと思います。
またオンライン講座に変更したので、おうちにいながら、受講が可能です。
ノルウェーのことを知らない方はもちろん、よくご存知の方でも楽しめる講座にしたいですねー。たくさんのご応募をお待ちしています！Velkommen！

【講座について】
講座名：おいしいノルウェー語　
日時：2021年2月6日（土）　13：00～14：30
講師：青木順子（ノルウェー語講師、翻訳、通訳、ノルウェー夢ネット代表）
開催方法：ZOOMを使ったオンライン
受講料：3300円
主催：朝日カルチャー横浜教室
お申込みはこちらから。
（お申込み締め切りは2月3日です）

スーパーで販売されているノルウェー産じゃがいも