ノルウェー夢ネットは今年で20周年を迎えましたが、コロナウイルスの影響を少なからず受けました。
3月末に開催予定だった「ノルウェー流アウトドアに学ぶ防災&焚き火」イベントは、たくさんのお申込みがありましたが、延期。講師の田島利佳さんと話はしましたが、仕切り直し時期は不明です。
久しぶりに「ノルウェーについて学ぶサロン」を5月に予定していましたが、告知を出す前から「これは無理そうだ」と判断し、延期。無念無念寿限無寿限無。私個人に依頼のあった講演も中止・延期となりました。
ノルウェー語レッスンですが、セレクトレッスンの1つを中止、グループレッスンの数も減りました。新規クラスが成立しなかったこと、コロナをきっかけに辞める方がいたことが原因です。ただそれぞれの切実なご事情を聞いていると、とてもじゃないですが「ノルウェー語、続けましょうよー」とはお願いできません。
端的に言うと「仕事が減った」のですが、では空いた時間で何をしていたのか??
お菓子作りや手芸には手が届かず、今までサボっていたブログの更新を多くしました(地味すぎる・・・)。
日々の習慣で言うと、毎朝、ノルウェーのニュースDagsrevyenを見るようになりました。コロナの影響が大きくなり始めた2月末くらいからです。それまでは、レッスンで活用している「子ども向けニュース」Supernyttはチェックしていたのですが、Dagsrevyenまでは見ていなかったんですよね。
普通のニュース映像を見ることで、ノルウェーのコロナ対策を記事だけで触れるよりも、理解できたし、興味が湧きました。最初はノルウェー政府のコロナ対策は遅いと批判されてましたが、3月半ばから「スピード感をもって」「ちゅうちょなく」コロナ対策に取り掛かり「すごいなー」と感嘆してました。結果、ノルウェー語レベルとしては難しいのですが、レッスンでニュース映像を使う回数が増えました。ノルウェーのコロナ対策は、日本のメディアでは取り上げられませんが、受講者の方々は興味深く見て下さって楽しかったです!
ノルウェー的な価値観を、日々の生活に反映させようと、gå på tur「散歩」にも励みました(地味すぎる・・・)。
ノルウェー滞在中はあんなに歩けるのに、東京に戻ると歩かないを繰り返してきました。でもうちの近所は旧町名や史跡についての標識が整備されているので、歩くと発見がありました。坂が多いエリアなので、アップダウンにわずかな「ノルウェー」を感じちゃいます・・・(涙)。ノルウェーのような自然はないですが「趣味は散歩」と言えるほどになりました。
すっかりslappe av「リラックスした」日々。オンラインレッスンでPC画面に映る顔は、日増しに肥えていきました・・・(号泣)。
5月中旬から「そろそろ来期のことを考えねば」となったのですが、また新規のお申込みがなかったら??もっと辞める人が多くなったら??と不安でいっぱいです。「なんで今年が20周年なんだろう?」と恨めしくもありました。何とかお申込みを増やさないと、と自分が受講者だったらと策を考えて、ブログにまとめました。ノルウェーのコロナ対策ニュースを見て「なんて柔軟なんだろう」と感心しましたが、対面・オンラインのどちらでも受講可、定員数を減らすといった柔軟なルールをレッスンに取り入れました。
さらに、元受講者の山縣美穂さんから「オンラインレッスンをサイトの記事に書きたい」と嬉しいお申し出があり、実際のレッスンを受講して、動画付きのわかりやすい記事をUPして下さいました。記事がUPされた日に、お申込みが複数あったので驚きました。Tusen takk!
お申込みは予想以上にいただき本当にありがたいことですー。セレクトレッスンは全て満席(キャンセル待ち受付中)、新規グループレッスンは3クラスが成立予定です。ただ定員を減らしたことで、ご希望に添えない方もいらっしゃいました。申し訳ないです。
オンラインレッスンが浸透したことで、地方の方やノルウェー在住の方のお申込み、さらに都内であってもお忙しい方が申し込んでくださいました。外出制限期間中にノルウェー語を思い出して下さったとか、ノルウェーの生活が恋しくなった方がいて「コロナって悪いことだけでもない。」と感じました(*個人的見解です)。
今の不安は「だらけきった頭と体が、7月期に対応できるか?」ですが、とりあえず頑張りますー。
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