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ボキャブラリーを増やそう

「えーーっと」「うーーーんと」
ノルウェー語レッスンを行っている際、生徒さんたちは単語が出てこなくて苦しんでいます(私も苦しくなる!)。
ノルウェー語を学習する際の悩みとして「単語を忘れてしまう」を挙げる人が多いです。ちょっと意地の悪いことを言うと「忘れる」のではなく、最初から「覚えていない」場合がほとんどでしょうか。
動画を見たり、ライティングをしたり、テキストを読んでも覚えられない・・・Hvorfor?「どうして?」

先日のレッスンではこんなことがありました。テキストの予習をしたノートを忘れてしまった生徒さんがいて、前回の続きを読むのが難しそうな様子。
こういう時は無理してテキストを進めないで、テキストなしでレッスンを続けた方が判断しました。「ボキャブラリーの練習と文法のおさらいのどちらがいいですか?」とお聞きすると、皆さん「ボキャブラリー」との答え。リクエストを受けてまず思いついたのは「ノルウェー語しりとり」でした。
aprilと書いたら、lで始める文字をチャットボックスに記入します。固有名詞もOKなのでLondonとかLenaでもOK。ユルいルールです。ただこちらのクラスでは初めての試みだったので、戸惑いながらもしりとりが続いていきます。「ノルウェー語しりとりあるある」は-e-rで終わる単語が多いこと。
例えば「話す」という動詞は・・・・
不定形)snakke
現在形)snakker
と変化します。
このように動詞が変化するので、erで始まる単語を何度も考える展開に陥ります。ボキャブラリーに余裕がある人は同じ文字が続かないように配慮できますね。ちょっとやってみましょう。
april「4月」→lyrikk「詩」→kjøkken「台所」→nødvendig「必要な」→geni「天才」→IKEA「イケア」→akkurat「ちょうど」
前の人がどんな単語を書いてくるかドキドキしつつ、私も「nから始まる単語、たくさんありますよー」などと応援しつつ賑やかにノルウェー語しりとりができました!

さて。残りの時間で何をしようか?文の要であるverb「動詞」を使う練習をしようと考えました。Hva gjør du etter at du har stått opp om morgenen?「起きた後、朝、何をしますか?」と質問をしました。vasker meg「顔を洗う」, slår på radio「ラジオをつける」lager frokost「朝食を作る」など答えが返ってきます。分からない単語はアシストしました。普段、自分がしている行為をノルウェー語にしてみるのはボキャブラリーを増やすいい訓練になります。ちなみにリアリストな私の場合はこんな感じです。
Jeg går på do.「トイレに行きます」
Etterpå tar jeg dusj.「それからシャワーを浴びます」
gir jeg kattemat til katten vår.「そして私たちの猫に猫のご飯をあげます」
Deretter spiser jeg frokost.「その後で朝食を食べます」

最後にHva liker du å gjøre?「何をするのが好き?」
Hva liker du ikke å gjøre?「何をするのが好きじゃない?」
と質問しました。生徒さんたち再び「うーん」とうなります。一生懸命にノルウェー語を使って表現しようとする姿を見るのはいいですね~。またまた私の答えですが・・・
Jeg liker å se på norsk TV/film.「ノルウェーのテレビや映画を観るのが好き」
Jeg liker å lese norske bøker.「ノルウェーの本を読むのが好き」
Jeg liker å snakke norsk.「ノルウェー語を話すのが好き」
自分でもびっくりするくらい「ノルウェー語まみれ」になってしまいました。一同苦笑。

ノルウェー愛

ノルウェー大使館からいただいたミニ風呂敷

「楽しかったです!」と口々に嬉しい感想。私も楽しめました。
基本的なボキャブラリーはテキストで得て、それを実際に使う機会を増やせればいいですよね。まずは身近なセンテンスから考えてみましょう♪

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