今回のノルウェー旅行は、7/30に出発、8/12に帰国しました。私がベストだと思っている旅行の時期とはズレています。
私的ベストな旅行時期は、5月と9月。5月は天気が安定して、天気次第で印象が変わるノルウェー旅行には理想的。9月は長い夏休みから一段落し、様々なイベントが催されます。さらに5月も9月も航空運賃が夏のハイシーズンに比べれば安価です。ただ今回は夫がこの時期ではないと夏休みが取れないので、妥協しました。航空運賃は高いですが、私はもう56歳。残りの人生でノルウェーにあと何回、行かれるか分かりません・・・コロナ、ウクライナ侵攻、パレスチナ紛争、そして介護や自身のパニック障害を経て、以前のように「毎年ノルウェーに行く」ことが、どれだけハードル高いのか悟ったのです。
さて。ノルウェー旅行が久しぶりすぎて、どこから手をつければいいか茫然状態。そこで旅行のスケジューリングは困った時のHans先生にお願いしちゃいました(ノルウェー伝道師失格!)。かろうじてエアチケットは取ったので、それに合わせてノルウェーのホテルと移動の交通機関の予約をして下さいました。「すごい高いだろうなぁ」と覚悟をしていたホテル料金ですが、夏休みハイシーズンのノルウェーはメリットがありました!Sommertilbud=夏の割引料金のお陰で、20%OFF! これはノルウェーの大ホテルチェーンのThon Hotelのメンバーになって適用されるサービスです。とてつもない富豪になっても赤いニット帽をかぶり続けたホテル王、Olav Thonはたくさんのホテルグループを買収しました。正直、昔の名前を知っているホテルがほぼほぼ”Thon Hotel”グループ傘下になったことに忸怩たる思いはあるのですが・・・割引につられてThonメンバーになっちゃいました。Sånn er livet.
ノルウェー滞在中、「この時期に来て良かった!」と感じたことが他にもありました。猛暑の日本からの脱出です!外に出るのが怖いくらいのムッとする暑さ、突然の雷と大雨。毎年「今年の夏は異常」と言い合うことが増えました。ノルウェーではジメジメとした不快感とは無縁。特に今回は西ノルウェーのHardangerfjordenハルダンゲルフィヨルドの観光をしたのですが、たくさんの滝でマイナスイオン(死語?)を浴び、フィヨルドでfrisk luft新鮮な空気を満喫しました。
ノルウェー旅行中、友達や知人から「灼熱の南欧からノルウェーへ涼を求めてやってくる”værturist”=天気の観光客がいるんだよ」と教えてもらいました。確かに!地球温暖化で異常気象のエリアは増えているでしょう。「ちょっと避暑に行ってきます」とノルウェーを選ぶのもアリではないでしょうか?20度、25度でも「暑い」と感じるノルウェーの気候で束の間、酷暑から逃れることができました。
航空運賃は高い時期でしたが、プラスな面もあり、この時期の旅行で良かったと思っています♪
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