お知らせ

雑誌「月刊保団連」巻頭コラムに寄稿しました!

全国約10万人の医師・歯科医が会員になっている「全国保険医団体連合会」(保団連)の機関誌「月刊保団連 6月号」の巻頭コラムに寄稿しました。タイトルは「社会問題を描いた”可愛くない絵本” なぜノルウェーでは出版できるのか」です。
拙訳『パパと怒り鬼ー話してごらん、だれかに』(グロー・ダーレ作、スヴァイン・ニーフース絵、大島かおり共訳、ひさかたチャイルド)の出版経緯やノルウェーの「本の買い取り制度」について取り上げました。「本の買い取り制度」とは、商業的すぎず、質が高いと認められた作品は、児童書を例にすると約1800冊を国が買い取り、全国の図書館に配布するシステムです。過去ブログで触れていますので、ご興味があればご覧ください。

月刊保団連

月刊保団連 6月号

ちなみに本号の特集は「性暴力根絶のために」です。各専門家の方々が、興味深い原稿を寄せられていて、とても読み応えがありました。『パパと怒り鬼』のテーマである「DV」に言及されている箇所があり、今回の巻頭コラムとのご縁を勝手に感じてしまいました!バックナンバーをいただいたのですが、医療素人の私でも興味深い原稿が印象的でした。

巻頭コラム

巻頭コラム

ちなみに保団連の編集者の方は「ビッグイシュー」のインタビュー記事をご覧になって執筆を依頼して下さいました。「ビッグイシュー」の編集長は『「その他の外国文学」の翻訳者』をお読みになって、インタビューをして下さったので、本書のお陰でいろいろなお仕事に広がったなぁと感謝感謝です。

パパと怒り鬼ー話してごらん、だれかにー

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