ブログ

2019ノルウェー旅~20年ぶりの再会~

6月27日。オスロ大学サマースクールのプログラムで一番楽しみにしていた日。恩師との20年ぶりの再会です。

1999年-2000年、ノルウェー政府奨学金をもらってオスロ大学に1年間、留学しました(現在この奨学金はありません)。前期の講義で、Kirsti Mac Donald先生が教鞭を取っていました。主にノルウェー語文法の講義をされたのですが「文法はつまらない」という定説を覆すとても面白い講義だったのです。
すでにたくさんの「外国人のためのノルウェー語」テキストを出版されていたのですが、「あの先生の講義が受けられるなんて・・・」と感激しました。オスロ大学を定年退職された後も、精力的に語学書出版を続けたのです。以前、先生のテキストについてブログで取り上げました。

6月27日の午後、Cappelen Damnという出版社へ私たちは訪れました。Kirsti先生のテキスト”På vei“の改訂版のプレゼンを聞くことができるのです!Kirsti先生もやって来る!「でも20年も前のことだし、私のことなど覚えていないだろう」と考えます。
出版社地下には、立派なスペースがあり、飲み物や果物、お菓子が用意されていました。そしてたくさんの先生の著書が並んでいます。

テキストです!

すでに何人かのクラスメイトがKirsti先生に話しかけたり、挨拶をしていました。そうなんです、先生の教え子はたくさんいるんですよね。
私も加齢による厚かましさもあり、先生に近寄り「覚えていますか?」と聞くと「あら、Junko!」と感激の対面になったのですーーーー!!!
その時は「嬉しいーーーー!!!」という気持ちでいっぱいでしたが、改めて考えてみると、当時のクラスにアジア人は私だけ。しかも落ちこぼれだったので覚えていてくださったのかな~~と(涙)。

Cappelen Damnは小説や児童書のほかにたくさんの教科書を出版しています。教科書セクションの人が挨拶したのち、Kirsti先生がテキストのプレゼンを開始しました。
私たち参加者の手元には、テキストと問題集、さらにカタログなどが用意されています。改訂されたばかりのPå veiは全ての写真、内容を変えたそうで文字通りの一新です。
テキストの舞台はあるホテルで、そこで働く様々なバックグラウンドの人がキャラクターになっています。

Kirsti先生

ノルウェーで出版されているノルウェー語テキストは「現地で暮らす外国人」を読者層にしているので、「地に足のついた」内容なんですよね。とはいえ、日常よく使うフレーズや単語、買い物のシーンなどは観光客にとっても使えますし、文章からノルウェーの文化や社会、暮らしが垣間見れます。

テキストから

休憩時間に、Kirsti先生の周りにはサインを希望する人が長蛇の列を作っていました。私もサインしていただき、日本でノルウェー語を教えていることなどを手短に説明します。
20年ぶりにお目にかかった先生は、変わらない佇まいでしたが、これだけ精力的に活動しているなんて! 自称・不肖の弟子は感嘆しかありません。
当たり前ですが、ノルウェーではあらゆることが変化しています。そうした変化をテキストに反映させるのは・・・その仕事ぶりには言葉がありませんね。

サイン中です

自室に戻ってからゆっくり出版社でもらった一式に目を通すと、よくわからない円盤のようなホロスコープのようなものが入っています。
円の周りにイラストが描いてあり、そこに→を当てると動詞の活用が分かるものでした~。「へー、面白い」とぐるぐる回してみます。帰国後、ノルウェー語レッスンでこの「動詞活用円盤」をお見せすると「欲しいです!」の声が続々と上がるではありませんかー。
なので出版社に注文し、希望者にお渡ししています。こうした学習教材の存在は知らなかったのですが、考えた人、素晴らしい!

動詞活用円盤!

・・・懐かしい人との出会いと新しいものの出会いがあって、サマースクールに参加できたことに改めて感謝した1日でした♪

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP