2年ぶりに翻訳絵本が出版されました。タイトルは『わたしの糸』(トーリル・コーヴェ作、西村書店)です。
前作『うちってやっぱりなんかへん?』に続き、トーリル・コーヴェさんの作品が出版できて、嬉しいですね!
トーリル・コーヴェさんは短編アニメーションをまず制作し、絵本化するスタイルで知られています。
『わたしの糸』も短編アニメーション”Threads”が制作され、絵本になりました。映画は昨年の広島国際アニメーションフェスティバルで優秀賞を受賞。
物語は映像と音楽のみから構成され、静謐な雰囲気で進行していきます。
“Threads” Torill Kove, provided by the National Film Board of Canada
セリフのない映像作品がどのような絵本になっているでしょうか?
とても詩的なテキストです。
赤い糸によって結ばれた少女と小さな子ども。子どもを愛し、自立できるように育て、成長とともに巣立っていく過程が描かれていますが、読み手の感じることはいろいろでしょう。
ぜひ『わたしの糸』をお手に取ってご覧になって下さい!
西村書店のサイトで詳細がご覧になれます。こちらをご参照ください!