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ノルウェー夢ネット的2022年を振り返る

今年も昨年と同じように、Tida flyr=時間が経つのは早いなぁと焦っています。
簡単に今年を振り返ってみましょう。

引き続きコロナとウクライナと介護

本当に残念ですが、今年もノルウェー渡航は果たせませんでした。コロナに加えロシアによるウクライナ侵攻が重なってしまい、Æsj!と叫びたくなります。
航空運賃さらに燃油サーチャージもとても高騰し、昔の格安チケットが幻のように感じますね。わずかな希望としてはノルウェーから来日して下さる方が少しずつ増えてきたことでしょうか。来年はもっともっと往来が増えますようにと祈る気持ちです。
昨年から始まった中距離介護生活は今年も続きました。介護の都合でレッスン日程を変更したことがありましたが、相変わらず、受講者の皆さんのご理解とご協力で助かっています。
Tusen takk!

出版・イベント・その他

2月に出版された『「その他の外国文学」の翻訳者』(白水社)はマイナー言語とみなされる言語の翻訳に携わる人々のインタビュー集で、私も加えていただきました!
序文は斎藤真理子さん(韓国語)が寄せて下さり、鴨志田聡子さん(ヘブライ語)、星泉さん(チベット語)、丹羽京子さん(ベンガル語)、吉田栄人さん(マヤ語)、青木順子(ノルウェー語)、金子奈美さん(バスク語)、福冨渉さん(タイ語)、木下眞穂さん(ポルトガル語)、阿部賢一さん(チェコ語)というラインナップです。白水社の西川さん&中沢さんの企画力、インタビュアーさんたちの入念なリサーチと丁寧なまとめ、さらに「その他の外国文学」というタイトルも功を奏し、刊行後すぐに重版になりました。なんと白水社で今年の売上トップに輝きました。Gratulerer!

本書がきっかけで、3月にはTBSラジオ「アフター6ジャンクション」に生出演。緊張しましたが、できる限りノルウェー語のアピールに努めました。さらに11月には「K-BOOKフェスティバル」のトークショーにも登壇。斎藤真理子さんの隣でトークする日が来るなんて・・・感無量でした!
1冊の本がきっかけに世界が広がった感があります。他言語の皆さんのご苦労やこだわり、真摯な仕事ぶりを身近に感じることができました。

その他の外国文学の翻訳者

6月には在日ノルウェー商工会議所(NCCJ)のWSで講演を行いました。タイトルは「ノルウェー人が大事にする価値観と食生活とノルウェー語」です。今までビジネスとは無縁な生活でしたが、少しでも接点ができて貴重な体験でした。

ノルウェー映画『ロスバンド』に関わることができたことも貴重な体験でした。多幸感あふれる本作のパンフレット寄稿&字幕監修に携わったのです。『ロスバンド』は公開劇場が多くなかったのですが、1年を通じてしぶとく上映館を増やしてきました。トラウマになりそうな北欧映画とは一線を博す、とても爽やかなノルウェー映画。ぜひこれからも上映が続きますように!

ロスバンド

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ノルウェー語レッスン

15年目に突入したノルウェー夢ネット主催のノルウェー語レッスン。引き続きオンライン開講という形ですが、おかげさまで週5日ペースで継続できています。
ご好評のノルウェーのニュース動画(主にSupernytt)をシェアして、今、どんなことがノルウェーで起きているのか?をリアルに体感できるよう努めています。ノルウェーはもうとっくにマスク生活とは無縁で羨ましいですよね。印象深い動画はたくさんありましたが、北ノルウェーの小学生が外務大臣にコンタクト→外務大臣が小学校訪問→「ウクライナ侵攻について」について直話対話に成功した件は感動的でした。たとえ内容が難しくても映像の力があるので、受講者の皆さんは集中して理解しようと試みている様は今年も同じでした。
プラスして発音の練習やライティング、テキスト読解など、少人数クラスでじっくりと学ぶことができているのでは?と思っています。私の雑談も適宜、盛り込みながら・・・。来年も楽しいレッスンを心がけたいですね。

ノルウェー系子孫in USA

ノルウェー系子孫 in USA

2022年を振り返って

ノルウェー渡航は果たせなかったことが残念ですね。こんなに間が空くとは思っていませんでした。
そんな中、ワーホリ生活を実現させた生徒さん、ノルウェーから受講して下さっている方々などを通じて、リアルなノルウェーを感じた瞬間があります。
嬉しいこととしては、最初にノルウェー語を習い始めた語学学校で先生をしていた元ノルウェー人留学生Hans Jørgenさんと再び連絡が取れるようになりました。プライベートレッスンの先生を引き受けて下さり、新しい発見が多々あります。褒められるととても嬉しいですね~。

さて来年はどんな年になるでしょうか??ノルウェー夢ネット、23年目に突入です! 

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