2007年にスタートしたノルウェー夢ネット主催のノルウェー語講座は17年目に突入します！Tida flyr!「光陰矢の如し」ですー。まさかこんなに続けることができると思っていませんでした。

レッスン形態ですが、引き続きオンライン開講になります。オンラインになってから首都圏以外(遠い方だとノルウェー在住の方）の受講者の方が増えました。嬉しいですねー。
グループレッスンの内容ですが、「バランス」を心がけています。最初に“Hvordan går det?”“「お元気ですか？」Hvordan har du hatt i de siste?“「最近はどうですか？」と質問して、近況を答える練習をします。初めの頃は”Bra!“という答えるだった受講者が、レッスンの回数を重ねるごとに最近の出来事を話そうとしてくるようになります。
次にノルウェーのSupernytt「子どもニュース」の中から選んだニュースをじっくり見ます。ヒアリング、ノルウェー語字幕の解読にトライし、その回のキーとなる単語やフレーズをピックアップして例文を作ることが多いです。たとえ難しくてもこのSupernytt視聴は人気があります。子どもニュースと言っても中身は本格派。ノルウェー社会や政治、国民性や文化に触れることができます。子どもたちが外相に手紙を書いて、外相が学校を訪問しウクライナ情勢について語るニュースを見ると、日本の政治家との違いにため息が出ました。

Supernyttは人気です

それからライティング練習や発音練習をします。ライティング練習はすでに登場した単語やフレーズを挙げて、作文を書くという内容です。書いてみると単純なスペルミス、文法の間違いや単語のチョイスが違っていることがわかります。また自分が表現したい文章を書く上で必要な単語を講師に尋ね、ordforråd＝ボキャブラリーを増やす良いチャンスです。発音練習は、使用しているテキストPå veiに付属している各課のuttale=発音練習コーナーを使います。Vokal=母音の練習といった基本的なものから、動画を見ながら長いセンテンスの発音練習までレベルは様々です。

ここまででレッスン時間90分の半分を使います。休憩をはさみ、テキストを読みます。現在、クラスのレベルに応じてPå vei、Stein på stein、Samfunnsfag（高校の社会科教科書）を使っています。いずれもノルウェー社会を反映する内容で、同性カップル、両親の離婚によって両方の親のもとで養育される子どもなど登場します。På veiもStein på steinも著者はオスロ大学留学時の恩師ですが、文法の説明がとてもわかりやすく、かつ楽しく学べます。さらに今までの受講者の方々が「どんなミスをしてきたか」を具体例を挙げて説明することが多いです。やはり日本語とノルウェー語は「似ていない言語」なので、「どこに注意を向ければいいか」を効率よく学ぶことに配慮しています。

使用しているテキスト

幸い継続受講をして下さる方が多く、一番長い方は2007年から続けて下さっています。少人数クラス（定員は4名まで）のアットホームかつ和気あいあいとした雰囲気が特徴でしょうか。こちらから受講者の方々の感想を読むことができます。今年はオンライン交流会を開催し、横のつながりを持つことができました！

皆さん、いいお顔でした

久しぶりに新規グループレッスンを月曜14時の枠で集中募集しています（待機者いらっしゃいます）。他にも学び直したい方が既存クラスに合流することができますので、お気軽にお問合せ下さい。各クラスの進捗状況はFacebookに毎週日曜日に更新していますのでご参考になさって下さい。
セレクトレッスンは1/13（土）「超！ノルウェー語入門」を開講します。全くの初心者または学び直したい方が対象です。各回参加なので、気軽にノルウェー語に触れることができます！先日のノルウェーワッフルパーティで「超！ノルウェー語入門」を受講して下さった方々とお話できましたが「楽しかった」とおっしゃって下さり、安堵しました。
グループレッスンの詳細・お申し込みはこちらから、セレクトレッスンはこちらからになります。
2024年、新しくてちょっと変わったことを始めませんか？Velkommen！